2024年08月04日(日) 19:00
今年は中京芝2000で行われる小倉記念。最近の中京芝2000の重賞の結果を振り返ると、プログノーシス(金鯱賞連覇)、アートハウス(ローズS1着、愛知杯1着)、ショウナンバルディ(中日新聞杯1着、鳴尾記念2着)、マテンロウレオ(きさらぎ賞1着、中日新聞杯2着)、ヨーホーレイク(きさらぎ賞2着、金鯱賞3着)、アイコンテーラー(愛知杯2着、中日新聞杯3着)、マリアエレーナ(22年愛知杯2着、23年愛知杯3着) とリピート好走が目立つ。また1〜3枠の連対率がかなり高く内枠有利な傾向も。プログノーシス(母父オブサーヴァトリー)とアートハウス(父スクリーンヒーロー)が典型だがロベルトの血を引く馬が強い。(解説:望田潤)
シリウスコルト
牝祖レディジョアンはアラバマS(米G1・ダ10F)勝ち馬で、子孫にアヴァンセやシールドヴォルトがいる。プリークネスSのシャックルフォードなども同牝系。父マクフィはドバウィ産駒の英2000ギニー馬でメイクビリーヴやオールアットワンスなどの父。マクフィ×ゼンノロブロイはペイシャフェスタと同じ。母方は中距離パワー型だが、父がマクフィだから適距離は1800あたりとみる。2000も守備範囲だが、弥生賞のようにジワリと先行できれば。
距離○ スピード○ 底力○ コース◎
コスタボニータ
イチオクノホシ、ハーバーコマンド、レッドフィオナの下で、イフェイオンの叔母。母母スーパーヴァイトはエクリプス賞(仏G3・芝1300m)3着。母父ケンドールはフランスで栄えたグレイソヴリン系で仏2000ギニー馬。・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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