【レパードS】ミッキーファイトが人気に応え重賞初制覇 JDCへの切符を掴む

2024年08月05日(月) 18:00

今後の成長にさらなる期待

重賞レース回顧

レパードSを制したミッキーファイト(撮影:下野雄規)

 新体系となったダート三冠最終戦のジャパンダートクラシック(10月2日・大井2000m)への優先出走権を獲得したのは、断然の1番人気に支持された2勝馬ミッキーファイト(父ドレフォン)だった。その一戦に出走を予定しているのは、ケンタッキーダービー微差3着のフォーエバーヤング、東京ダービーを独走したラムジェット…など。

 ラムジェットには、前走の「ユニコーンS」で0秒7差の3着に負けているので、これで有力馬の1頭に加わったとはいえないが、まだ今回が4走目。明らかに成長し、パワーアップしているのは間違いない。

 前回、内で馬群に包まれていたので1番枠が大きな死角だったが、好スタートで先行態勢を取ると、向正面に入り馬群がバラけるとすかさず外に誘導した戸崎圭太騎手の好騎乗もあって、途中からは危なげなかった。

 ブルーサン(父モーニン)が先導したレース全体のペースは、「前半1000m通過61秒0-上がり50秒2-37秒8」=1分51秒2。良馬場ではごく標準の平均ペースで、・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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