第3のジョッキー人生がスタート! 大忙しの日々に「ちょっとホームシックになってるわ(笑)」

2024年08月07日(水) 18:01

太論

▲園田に移籍した小牧太騎手の近況とは?(撮影:稲葉訓也)

8月1日付で兵庫県競馬所属の騎手として、ジョッキー人生の第3章をスタートさせた小牧騎手。今日も暗いうちから9頭の調教をつけ、7時前にはお仕事が終了。

「暇やわー」と言いながらも、トレーニングもいらないくらいの活動量に、ちょっとお疲れの様子も⁉ 東京、大阪の新聞社を巡る広報活動や、競馬場内のイベントに食事会など大忙しの小牧騎手。今週の『太論』では、激変した活動量や生活のリズムについて語ってくれました。

(取材・構成=不破由妃子)

8畳くらいのワンルームにひとり…「洗濯ばっかりしてるわ(笑)」

──園田にお引越しされて数日が経ちますが、お忙しい毎日を送られているそうですね。

小牧 そうやね。でも、今日(水曜日)は7時前には調教が終わって、昼寝までしてたわ。なんせ乗り出しが3時半やから。

──3時半! まだ暗いうちから乗ってらっしゃるんですね。

小牧 みんなはもっと早いよ。3時半なんてむっちゃ遅いほうや。それでも3時間以上乗ってるからね。今日は久しぶりに疲れた。

──今日は何頭くらい調教をつけたんですか?

小牧 今日はね、9頭くらいかな。

──中央では1日2、3頭でしたから、活動量が激増ですね。

小牧 まぁそうやけど、なんか暇やね(笑)。今日は開催日やけど、僕はまだ競馬には乗らないから、7時前に調教が終わってしまうと何もすることがない。開催日やから、競馬に乗っていなくても競馬場の外に出られへんねん。

──あ、そうか。じゃあ、ずーっと自分の部屋にいる感じですか?

小牧 競馬場内は動いてもいいから、調整ルームの風呂にでも入りにいこうかなと思っていたところ。今日はホンマに何年かぶりに昼寝をしましたわ。1時間程度やけど、僕にはすごく珍しいこと。なんか・・・

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小牧太

1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。その後もローズキングダムとのコンビで朝日杯FSを制するなど、今や大舞台には欠かせないジョッキーとして活躍中。

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