【関屋記念予想】逃げ・先行馬が高配当を呼ぶ トゥードジボンの押し切りに期待

2024年08月10日(土) 18:00

前走のタイムバランスを高評価

 関屋記念は快速マイル重賞の代表格だが、他のマイル重賞とちょっと異なる特徴があることで知られる。最後の直線が659mもあるので流れが落ち着くこと。

 最近10年の平均勝ち時計は「1分32秒4」だが、前後半800mの平均は「前半46秒67-後半45秒73」。前半の方が速かった年は3回だけ。ハイペースが好時計を生むわけではない。

 長い直線を味方にする切れ味に勝る「差し=追い込み馬」向きのレースではあるが、前半のペースが厳しくないから「逃げ=先行馬」にも不利はない。4コーナーで3番手以内にいた「逃げ=先行型」が全連対馬20頭中、約半数の9頭を占めている。

 人気上位は切れる差し馬であることが多いが、・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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