【札幌記念予想】差し有利の札幌記念

2024年08月13日(火) 18:00

馬場虎太郎

▲昨年はプログノーシスが優勝(撮影:高橋正和)

馬場虎太郎が勝負レース予想をウマい馬券にて公開!殿堂入り予想家として札幌記念で渾身の印を打つ!こちらからご覧いただけます

 2014年以降、Cコース使用で行われた札幌記念は後方から届きやすく、先行馬にとっては厳しい状況になりやすい。対象9レースのうち6レースはトラックバイアス「差し有利」もしくは「超差し有利」だった。

 定量のGII戦なので、基本的には実力馬には有利な設定ながら、5番人気以内になっていた馬に限ると最初のコーナーを5番手以内で通過した馬の複勝率は32%と低い。一方で、6番手以降で通過した馬は複勝率61%。10番手以降で通過した馬の複勝率は80%と後方の位置取りになるほど好走率が上がっている。

 今夏、Aコース使用だった先週までの札幌芝2000mで行われた古馬混合戦で最初のコーナーを5番手以内で通過した5番人気以内は複勝率56%。6番手以降の5番人気以内は複勝率29%と倍近い差がつくほどの先行有利な状況になっていた。

 しかし、今週からはCコース使用。過去の例からも先週までのような状況になる割合は低く、例年通り後方待機馬を狙いたい。・・・

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馬場虎太郎

トラックバイアス(馬場の偏り)を利用した馬券術を用いる馬場分析のプロフェッショナル。JRA発表の馬場状態ではなく独自の指標(※)を用いて真の馬場適性を分析、またパトロールビデオと綿密なデータ分析によって「トラックバイアスの不利」を受けた馬を導き出す。 ※「軽い」「稍軽い」「標準」「稍重い」「重い」の5段階で馬場状態を評価

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