2024年09月09日(月) 18:00
セントウルSを制したトウシンマカオ(c)netkeiba
今週は紫苑S、京成杯AH、セントウルSと3重賞! 回顧はスプリンターズSの前哨戦、セントウルSを取り上げました。中京、中山のコース傾向を頭に入れ、スプリンターズSで買うべき馬をチェックしていきましょう。
2024年9月8日 セントウルS
舞台:中京 芝1,200m 勝ち時計:1:07.7 レースラップ:12.0 - 10.4 - 11.2 - 11.4 - 11.1 - 11.6 ペース:平均ペース(33.6秒 - 34.1秒) 風向き:影響なし 脚質:やや前有利 馬場:やや内有利
【レースポイント】
1. 馬場の見た目は悪いが内が使える! 中京らしく内有利の競馬 2. 前後半600mは33.6秒 - 34.1秒と芝1200mの重賞としては遅い 3. 上位2頭が抜けて強い競馬
【レース概要】
Aコース10日目でかなり使いこまれた中京芝コースは、見た目にも芝が荒れた状態。ただし野芝らしく匍匐茎(横に伸びていく茎)は生きており、土日とも内有利な馬場状態となった。
レースはピューロマジックが逃げることが明らかだったため、最初から誰も競り合うことをせず、前後半600mは33.6秒 - 34.1秒と平均ペース。むしろ芝1200mの重賞としては遅く、レース中盤でペースが緩む再加速戦となった。
よって脚質的にはやや前有利。適性的には芝1400mでもこなせるような、中京芝1200mらしい競馬となった。
4着〜11着までは0.1秒差の大混戦だが、これはイン前の進路をとった人気薄が健闘し、反対に外差しを狙った人気馬が不利を受けたことが要因。勝ったトウシンマカオは外差し、2着のママコチャは外&負担重量57kgだったことを加味すれば2頭が能力上位であることを再度示したレースとなった。
【各馬解説】
1着:トウシンマカオ 出たなりで中団。内から3、4頭分外を回すロスがあったが、直線では一気に突き抜けて勝利と上積みの大きい競馬。中間で緩んでの再加速戦が合うタイプだし、・・・
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とうけいば
2019年6月、Twitterで全くの無名アカウントからスタートした予想家活動が瞬く間に急成長。2021年10月には自身初の単行本「降格ローテ」が出版され、いま最も波に乗る新進気鋭の若手予想家。
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