【神戸新聞杯】メイショウタバルが春の悔しさ晴らす重賞2勝目 父の背中追い淀の舞台へ

2024年09月23日(月) 18:00

心身の成長を示した

重賞レース回顧

神戸新聞杯を制したメイショウタバル(c)netkeiba

 鮮やかな逃げ切り勝ちを決めたメイショウタバルは、春の「皐月賞17着→日本ダービー(出走取り消し)」。2着ジューンテイクは「日本ダービー10着」。3着したショウナンラプンタは「日本ダービー15着」。

 1週前16日の「セントライト記念」を制したアーバンシックは「皐月賞4着→日本ダービー11着」。2着コスモキュランダは「皐月賞2着→日本ダービー6着」。3着エコロヴァルツは「皐月賞7着→日本ダービー8着」。

 2つの菊花賞トライアルは、春の頂点の日本ダービーに出走することができた馬ばかりだった。もちろん秋になって「期待の素質が開花したのだ」とすることは可能で、夏を乗り越えて心身両面の成長があったのは明らかでも、ひょっとすると東京2400mの日本ダービーでは結果が出ていなかった馬ばかりなので、ホントに菊花賞の3000mで期待してもいいのだろうか、という厳しい見方も生じた。

 と同時に、・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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