アプリ限定 2024年09月30日(月) 18:01
障害ジョッキーの白浜雄造騎手の奥様が、一昨年の夏の落馬から復帰を目指して奮闘する夫と家族のリアルな姿を描く連載コラム。
リハビリの気分転換を兼ねた家族旅行で伊勢にやってきた一家。しかし到着するやいなや、雄造騎手は布団に潜り込んでしまいます。
旅行中、カモメへの餌やりなど一部のアクティビティには楽しそうな様子を見せるも、旅行を十分には楽しめていない様子。旅を通じて由紀子さんが気づいた、“夫が旅行を楽しめない”2つの理由とは?
鬼娘の説得により、半ば強引に夫を伊勢旅行に連れ出したわけですが、ホテルにチェックインしてプールに行く準備を終え、ふと夫を見ると──まさかのまさか! 布団に潜り込んで寝ているではありませんか(笑)。時刻はまだ15時20分です(宿泊先は湯快リゾート。湯快リゾートはチェックインした段階でお布団が敷かれています)。
布団を剥ぎ取り、一応プールに誘ってみたのですが「行かない」とひと言、にべもない返事。そしてまたお布団のなかに潜ってしまいました(笑)。
プールで遊んだあとは、ホテル内のプレイランドに移動。その後も私と子供たちはゲーセンや卓球、漫画コーナー、大浴場を満喫し、場所を移動するたびに「〇〇に移動したよ」と夫にメッセージを送ったのですが、既読にはなるものの、返信はなし。
大浴場から出て、「今から食事です」とメッセージを送り、私たちは食事場所へ移動。開始時間の少し前に到着したので並んでいると、なんと夫が現れました。
夫は「なんでご飯が21時からなん? 遅すぎる!」と怒っていたのですが、私からすると、落馬をしてから初めてといっていいごもっともな意見(笑)。ですが、これには子供たちの事情があり、「プレイランドとプールが21時までしか空いてないの! ご飯食べたら眠くなるから先に遊んだの!!」と怒られていました(笑)。
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白浜由紀子「白浜騎手一家に密着! 圧強め鬼嫁のリハビリ日記」をお気に入り登録しました。
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白浜由紀子
1981年9月9日生まれ。2015年に障害騎手の白浜雄造と結婚。1男1女をもうける。結婚前は四位洋文調教師や福永祐一調教師(両名、当時騎手)らが所属していたマネージメント会社にてマネージャーを務め、TV番組収録やイベント等、様々な現場で騎手をサポート。福永調教師の引退までの16年間はバレット業務も兼任。福永厩舎開業後は経理兼秘書業務を担当予定。現在はオンラインサロン「福永祐一 競走馬研究所」の運営スタッフを務める傍らフリーランスとして活動中。新たな目標のアイシングクッキー講師としても活動すべく準備中。(旧姓は坪田、また戸籍上の表記は幸子)
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