2024年09月29日(日) 18:00
20〜22年はハーツクライ産駒サリオスが2勝し、ジャスタウェイ産駒ダノンザキッドとジャングルポケット産駒サンレイポケットが3着と、ハーツクライ系やトニービン系が上位を賑わせた毎日王冠。しかし昨年はディープブリランテ産駒エルトンバローズが勝ちキズナ産駒ソングラインが2着と、ディープインパクト系が巻き返してきた。過去5年において1人気は[4-1-0-0]、平均馬連配当752円。手ごろな頭数とマギレの少ないコースで順当決着がつづく。3歳馬は過去5年で7頭が出走し[4-0-0-3]。(解説:望田潤)
シックスペンス
母フィンレイズラッキーチャームはマディソンS(米G1・ダ7F)勝ち馬で、クリプトクリアランス4×3とダンジグ4×4をもつ。近親にフラワーボウル招待S(米G1・芝10F)のピュアクラン、フリゼットS(米G1・ダ8F)のスカイディーバ。母父トワーリングキャンディはマリブS(米G1・ダ7F)勝ち。母が北米スピード血統だから完成度が高く機動力に富み、スプリングSも超スローを瞬く間に抜け出した。ダンジグ的後駆でピッチ加速なので、東京よりは中山向きのイメージはある。
距離◎ スピード◎ 底力○ コース○
ホウオウビスケッツ
ホウオウユニコーンの半弟で、牝祖マンファスは名種牡馬キングカメハメハやサンタアニタダービーのザデピュティなどを生んだ名繁殖。母ホウオウサブリナはそのマンファスのクロス3×2をもつ。父マインドユアビスケッツはドバイゴールデンシャヒーン連覇で、デルマソトガケやマルカラピッドなどの父。本馬は母父ルーラーシップの影響も強く、芝ダ兼用のパワー型中距離馬。東京でも勝ち鞍があるが、直線で鋭い脚を要求されるレースは得意ではない。
距離○ スピード○ 底力◎ コース○・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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