2024年10月06日(日) 18:00
22年はイズジョーノキセキが勝ってソダシが2着と母父キングカメハメハのワンツーだった。23年も母父キングカメハメハのライラックが10人気3着で、母父キングカメハメハはここ10年で延べ7頭が出走して[1-1-1-4]だから注意が必要か。年齢別でみると近5年においては、4歳[1-3-5-25]、5歳[4-1-0-20]、6歳[0-1-0-7]。1〜3番人気は合わせて[1-1-2-11]と頼りなく、平均単勝配当1506円、平均馬連配当5638円となかなかの荒れ模様。母父キングカメハメハの5歳が人気薄なら狙ってみる手はあるだろう。(解説:望田潤)
シンティレーション
ファシネートゼットの半妹でジェモロジーの半姉で、アドマイヤコマンドの姪。リンドシェーバーやオーミアリスも同牝系。ロードカナロア×アグネスタキオンはホウオウエミーズやサトノウィザードと同じ。ヌレイエフ≒サドラーズウェルズの3/4同血クロス5×4をもち、ロードカナロア産駒としては距離がもつ配合といえる。戦績どおりの手堅い1800型で、着実に成長してついにオープン入りを果たしたが、東京良の重賞でビュンと斬れる脚はないかも。
距離◎ スピード○ 底力○ コース○
ブレイディヴェーグ
エルバリオやインナリオの半妹で、ミッキークイーンやトーセンマタコイヤの姪で、ミッキーゴージャスやエピファニーのイトコ。母インナーアージはJRA4勝(芝1600〜2500)。母母ミュージカルウェイはドラール賞(仏G2・芝1950m)勝ち。ロードカナロア×ディープインパクトはレッドモンレーヴなどと同じだが、母似で脚長でしなやかにフレンチに斬れるのがルメール騎手好みなのだろう。約一年ぶりの実戦となるが、東京1800ならいきなり斬れ味発揮か。
距離○ スピード○ 底力◎ コース◎
ミッキーゴージャス
ブレイディヴェーグやエピファニーやエルバリオのイトコで、・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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