【スワンS予想】カツジが逃げ、ララクリが差す サーゲイロード的ディープが強い京都外1400

2024年10月20日(日) 18:00

京都外1400で行われた近3年の結果をみると、ディープインパクト×ホワイトマズル(サーアイヴァー≒ドローン5×5)のカツジが11人気で逃げ切ったり、サーアイヴァー6×6のミッキーアイル産駒ララクリスティーヌが6人気で2着に差してきたりと、サーゲイロード系のクロスをもつディープインパクト系が美味しいのは京都外回りらしい。取り上げたなかではスズハロームがサトノダイヤモンド×キングヘイローで母がダンシングブレーヴ3×3だから、サーアイヴァー≒ドローン6×6・6・6となり、京都外回りではいつも鬼脚を使うのでまず注目。(解説:望田潤)

ウインカーネリアン

 ウインアイオライトの全兄で、ウインルチルやウインシトリンの半弟で、母コスモクリスタルはJRA4勝(芝1200)。母母クリスチャンネームは函館3歳S3着。アウトブリードの母にノーザンダンサー4×4とヘイルトゥリーズン4×4をもつスクリーンヒーローが配されてメリハリのきいた配合だ。父中距離×母短距離らしい先行型マイラーで、東京新聞杯は平均ペースで走破し2年連続2着。京都は合いそうなフットワークだが、1400で楽な先行になるかどうかだろう。

距離○ スピード○ 底力○ コース◎

クランフォード

 ロードレゼルの半妹で、アルジーヌやオールフォーラヴのイトコ。母エンジェルフェイスはレディアルバローザの全妹でフラワーCに勝った。父ブリックスアンドモルタルは北米年度代表馬でイーグルノワール、アンモシエラ、ゴンバデカーブースなどを輩出。脚長でしなやかなマイラーで、ここまで芝1400良では[3-1-0-0]。京都外1400は2戦2勝。たしかに京都向きの前駆のいいフォームで走るしここでも通用しそうだ。ブリックスアンドモルタル産駒だから揉まれず先行で。

距離◎ スピード◎ 底力○ コース◎・・・

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望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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