2024年10月20日(日) 18:00
昨年はチェルヴィニアが単勝150円の圧倒的人気に応え快勝。サークルオブライフ、ソダシ、ラッキーライラック、リスグラシュー、メジャーエンブレムと、近年の勝ち馬から後のGI馬が続々出ており、暮れの阪神JFや来春の桜花賞に直結する東京芝マイル戦。過去5年において、馬体重450キロ未満で出走した馬は[0-1-2-24]で、450キロ以上は[5-4-3-17]。前走時436キロのショウナンザナドゥと438キロのブラウンラチェットには少しイヤなデータ。馬格のある素質馬から素直に入りたいレースだ。(解説:望田潤)
カムニャック
キープカルムやラウルピドゥの半妹で、ヨカグラの姪で、母ダンスアミーガはJRA5勝(芝1400〜1600)。牝祖ダンスパートナー(オークス他)はダンスインザダークの全姉でフェデラリストの母。ブラックタイド×サクラバクシンオーはキタサンブラックが出て注目された配合だ。母よりも伸びのある体型でゆったり走るので、大箱1800ベストに完成しそうな馬だ。マイルへの短縮に対応できるかがカギだが、東京は合っている。スローの上がりのケイバなら。
距離○ スピード○ 底力◎ コース◎
ショウナンザナドゥ
ミアネーロ、ミスエルテ、ミファヴォリートの半妹で、ゴールデンロッドS(米G2・ダ8.5F)のドリームリスの叔母。母ミスエーニョはデルマーデビュタントS(米G1・AW7F)勝ち、母母マッドキャップエスカペイドはアシュランドS(米G1・ダ8.5F)勝ち。父キズナは本年度リーディングサイアー。ストームキャット3×4らしいマイラー体型だが、細身で脚長でナスキロ柔い走りはミスエーニョの仔らしい。大箱マイルはピッタリで適性と完成度で。
距離◎ スピード◎ 底力○ コース◎・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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