【天皇賞(秋)予想】快走条件揃ったドウデュース 調教過程はGI勝利時との共通点も

2024年10月26日(土) 18:00

不安定な成績で評価落ちも期待大

 興味あふれる素晴らしい組み合わせになった。安定しない成績[6-1-1-6]のため評価落ちになったが、5歳ドウデュース(父ハーツクライ)に期待したい。

 今回は快走条件が整っている。中間は快時計でビシビシ追い切って、最終追い切りは栗東ポリトラックでそう負担のかからない調整。敗戦時の過程と異なり、GI・3勝時(朝日杯FS、日本ダービー、有馬記念)とそっくり同じ調教過程になった。体つきも完成された古馬らしいムダのないバランスになっている。

 確かにムラな成績だが、3歳以降、2戦連続して負けたあと、プラン通りの調教ができて完調の一戦になると、イクイノックスを封じた日本ダービーを2分21秒9(自身の上がり33秒7)。初めて2分22秒の壁を突破する日本ダービーレコードだった。

 そのあと海外遠征で再び2連敗のあとだった昨春の京都記念(阪神2200m)は、2分10秒9の好時計で完勝。さらにまた2連敗したあとに巻き返した有馬記念は、・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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