2024年10月28日(月) 18:00
天皇賞(秋)を制したドウデュース(撮影:下野雄規)
にわかには信じがたい爆発力で、5歳ドウデュース(父ハーツクライ)が東京2000mの天皇賞(秋)を差し切った。
予測されたように前半はスローで1000m通過は「59秒9」。それなのに勝ち時計は「1分57秒3」。レースの後半1000mは「57秒4」の高速決着だった。
武豊騎手のドウデュースは、前半1000m通過地点では後方2番手。リプレイを見てなので誤差は承知だが、ドウデュースの1000m通過は62秒0前後と推定される。するとドウデュースは、後半の1000mをなんと「55秒3前後」で乗り切ったことになる。
さらに上がり3ハロンは、新潟直線1000mのハイレベルのスプリンター並みの「32秒5」となった。2022年の天皇賞(秋)で、大きく離して逃げたパンサラッサを捕らえたイクイノックスの上がりが32秒7の記録がある。全体のペースも、・・・
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柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。
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