アプリ限定 2024年11月05日(火) 18:01
障害ジョッキーの白浜雄造騎手の奥様が、一昨年の夏の落馬から復帰を目指して奮闘する夫と家族のリアルな姿を描く連載コラム。
久しぶりの競馬場を楽しんだ後、主治医の中山晴雄先生に現状の報告と乗馬のスタートについて相談。先生からの許可も下り、ついに乗馬を始めることになりました。
乗馬苑にて「思っていたよりは乗れている」との評価を受けながらも、まだまだ筋力やバランスには課題がある様子。ようやく馬に乗れたことを喜ぶと思いきや、雄造騎手が不満顔で帰ってきた理由とは...?
2023年11月17日。東邦大学医療センターの中山晴雄先生の診察がありました。熊沢さんの引退式での様子、目がぼやけるという症状などを報告し、乗馬を始めたい意向であることも相談させていただきました。
まず中山先生は、「11日の引退式の様子をYouTubeで拝見しました。騎手の方々や競走馬のなかに身を置くことでモチベーションが上がれば、回復を大きく促すことになりそうですね。生き生きとした表情を見ると、この環境に身を置いて頑張ることができれば、白浜さんが納得できる未来が手に入るかもしれない」と、引退式での夫の様子について前向きな感想を聞かせてくれました。
さらに、回復の程度と今後についても、「目がぼやける症状に関しては、トレーニングを増やして箱番やランニングをしながら治しましょう。今はやるべきときですよ。やらなければ前に進みません。落馬から今日まで、今の医療を受ければこれくらいは回復するよね、と予想される回復がしっかりとできている。施された医療、療法士さんや奥さんのアプローチが間違っていなかったという証拠です。引き続き頑張ってください。
そして何より白浜さんも“ついてこられた”ということです。ここからまだ回復できるはず。頑張れば健常者の枠に入り、社会復帰できる可能性もなくはない。僕はあなたがどこまでできるのか、個人的に見てみたいと思っています。頑張ってほしい」
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白浜由紀子
1981年9月9日生まれ。2015年に障害騎手の白浜雄造と結婚。1男1女をもうける。結婚前は四位洋文調教師や福永祐一調教師(両名、当時騎手)らが所属していたマネージメント会社にてマネージャーを務め、TV番組収録やイベント等、様々な現場で騎手をサポート。福永調教師の引退までの16年間はバレット業務も兼任。福永厩舎開業後は経理兼秘書業務を担当予定。現在はオンラインサロン「福永祐一 競走馬研究所」の運営スタッフを務める傍らフリーランスとして活動中。新たな目標のアイシングクッキー講師としても活動すべく準備中。(旧姓は坪田、また戸籍上の表記は幸子)
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