2024年11月22日(金) 18:00 30
ジャパンCは過去10年で8番人気以下が[0-0-0-98]、6番人気から3着馬が2頭、7番人気から2着が1頭出ているだけで5番人気以内ばかりが来る本命党向きレース。馬を絞るか、買い目を工夫することが必要だ。
ドウデュースは良馬場ならやはり強いことを前走で証明したし、昨年のジャパンCよりは相手関係が楽。ここで全くの不発ということはないはず。ただ前走を踏まえで極端に溜める競馬をする可能性があり、そうなると差し遅れの僅差2着といったことはありうる。
チェルヴィニアは古牡馬相手でどうかというところだが、過去の牝馬は勝ち切れないまでもわりと通用している。窮屈なポジションに置かれたくないので真ん中の枠は悪くない。ドウデュースを意識して積極的な位置取りをする可能性があり、そのうえでしっかりした末脚を繰り出すようなら単勝の魅力が出てくる。
ジャスティンパレスは・・・
須田鷹雄
1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。