2024年11月29日(金) 18:00 29
レモンポップの連覇なるか、阻むとしたらどの馬かという今年のチャンピオンズカップ。ヒモには人気薄が来ることも多いレースで、なにかしら馬券上の工夫はできるはずだ。
そのレモンポップは、南部杯を連覇してきた。昨年のようなインパクトのある勝ち方ではなかったが、衰えを感じるようなことはない。心配があるとしたらやはり距離。昨年こなしているとはいえ、序盤中盤に負荷がかかるようだとなにかにつかまる可能性はある。
ウィルソンテソーロはJBCクラシックを勝っての参戦。昨年は後方からになっても突っ込んできたほどなのでこのレースとの相性は良さそうだが、JBCクラシック勝ち馬がチャンピオンズCで不調なのは気になる。距離も1800mよりは2000mのほうが安心感はある。あとは地力で押し切れるかどうかだろう。
ペプチドナイルは・・・
須田鷹雄
1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。