2024年12月06日(金) 18:00 22
今年の阪神ジュベナイルフィリーズはある程度人気割れしそう。外国馬の参戦もあり、予想を組み立てる楽しさが例年以上に感じられる。
人気はブラウンラチェットだろうか。2戦2勝という戦績や血統、速い上がりを使える点など、いまのトレンドを満たしている印象のある馬だ。今年阪神でなく京都で行われる点も、もし前で競馬をするならプラスに働きそうである。
テリオスララも京都であることがプラスになりそうな馬。ハナへ行ければ直線平坦を生かして粘れる可能性がある。ただここまで8、7、6頭と少ない頭数の競馬しかしていないので、多頭数競馬への対応は課題になる。
ショウナンザナドゥはアルテミスS3着だったが、・・・
須田鷹雄
1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。