2024年12月07日(土) 18:00 38
上位に快走すると、「桜花賞」の有力馬の評価を受けるほど春の牝馬クラシックと直結する注目のGI。早くからの期待馬だったブラウンラチェット(父キズナ)が主役になるが、まだ理想体重など判明していないものの、関西への輸送を前にして、木曜計測の馬体重は前走比10キロ減の430キロだった。気になる死角が生じたのは否定できない。当日のパドックの気配には特に注目したい。
まだみんなキャリアは浅く、どの馬にも心配や死角があるので杞憂に終わって欲しいが、難しい結果になる可能性も出てきた。
中では、慣れない右回り、日本の芝など、もっとも死角は大きいが、異例の米からの遠征馬メイデイレディ(父タピット)にもチャンスはある。
無名のままデビューし、・・・
柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。