2024年12月10日(火) 18:01 88
▲前の馬が蹴り上げる“キックバック”についてユーザー質問(撮影:稲葉訓也)
先週は、12月4日の園田メインで父・太騎手がサイレンスタイムを3連勝に導き、7日土曜日の京都では、インプレスが息子・加矢太騎手の手綱で3連勝! ともに今後も楽しみなパートナーで競馬を盛り上げてくれました。5日の園田金盃当日は、その加矢太騎手がトークショーのゲストとして園田競馬場に来場。そこで語ったワクワクするような目標に、はたして父の反応は!?
(取材・構成=不破由妃子)
──阪神ジュベナイルフィリーズでは、ついに岩田望来騎手(アルマヴェローチェ)がGI初制覇を決めました。小牧さんにとっては、赤ちゃんの頃から見ている子ですよね? 感慨深いものがあるのでは?
小牧 望来が子供の頃の記憶はあんまり…(苦笑)。いつも話すけど、僕は自分の子供の面倒すら見ていなかったくらいやからね。ただ、望来に関しては、そろそろGIを勝ちそうやなとは思ってた。予想でも2番手に挙げていたしね。
──対抗でしたね。だがしかし、本命のブラウンラチェットは16着…。
小牧 12キロ減っても勝つんやろうなと思いながら見てたんやけど…。道中で揉まれたね。掛かっていたし、あれで消耗してしまったんちゃうかな。阪神JFは、どの馬がきてもおかしくないレースやったこともあって、改めて競馬は難しいなと思った。そういえば、土曜日はお父さんが中京で頑張ってたやん。
──ですね。中京で8R、9R、そしてメインの中日新聞杯(デシエルト)と、騎乗機会3連勝。終わってみれば、岩田ウィークでした。
小牧 そうやね。康誠には・・・
小牧太
1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。2024年には再度園田競馬へ復帰し、活躍中。史上初の挑戦を続ける。