【有馬記念など予想】ドウデュースら有力GI馬たちの状態は?調教内容をジャッジ

2024年12月18日(水) 18:00 27

レース史上5頭目の連覇なるか

 さあ、今週は有馬記念。豪華メンバーが揃った年末のグランプリですから、個人的には「好きな馬」を買うべきかなと思います。私は予想家をやっている以上、個人として好きな馬はつくらないようにしていますが、デビューから見守り続けているドウデュースに関してはちょっと違うかも。キズナなんかもそうでしたが、やっぱり日本ダービーで◎を打って、ダービー馬になってくれた馬には特別な想いがあるのかもしれません。

 ただ、その他のメンバーも目移りするような魅力的なストロングポイントがあります。どの馬に印を打って、どの馬には印が回らないのか。まあ、とにかく自分が魅力的だなあと思う馬に対して、コンパクトに印を打っていきたいと思いますので、どうぞ、週末のウマい馬券をご覧いただければと思います。

【阪神C/ナムラクレア】

 前走スプリンターズSから坂路オンリーの調教パターンになりましたが、前走の3着という結果を考えると、特に良い悪いがあるわけではなかったかもしれません。ただ、この中間の坂路での追い切り内容を見ていると、ガンガン時計を出している印象があり、1週前追い切りは坂路4F50.5秒。2F23.9秒も素晴らしい時計でした。

 最終追い切りは坂路4F51.4秒と全体時計はさほど速くありませんが、2F23.5秒。これは18日の坂路でベストの時計になりましたし、速さに関しては文句なし。ただ、11.4秒から12.1秒まで減速したところがどうか。実際に動きを確認することができなかったので、このあたりは調教映像で最終的な判断をしたいと思っています。

調教Gメン研究所

1週前追い切りで素晴らしい時計をマークしたナムラクレア(12月17日撮影)

【有馬記念/ドウデュース】

 昨年と全く同じ、天皇賞(秋)→ジャパンC→有馬記念というローテーション。中3週が続くこともあり、・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

井内利彰

調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ-馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる」など。また「Beginners room」では競馬ビギナー向けに教鞭をふるう。 関連サイト:井内利彰ブログ

関連情報

新着コラム

コラムを探す