2025年01月07日(火) 12:00 18
最近はそうでもないが、昔のシンザン記念は朝日杯FSから来る馬がそれなりにいて、しかも好走も多かった。
12月1週目にジャパンCダート・チャンピオンズCが来て2歳GIが繰り下がったことにより、シンザン記念との間隔も短くなって、GI組の存在感もかつてほどではなくなったように思う。
では、他の臨戦過程で来る馬についてもレース間隔は影響するのだろうか? 前走条件戦組について調べてみると、別な趣旨のことが見えてきた。
シンザン記念は年始の変則開催によって施行タイミングが微妙にずれることもあるが、通常の「中○週」という形で見てみたい。
過去10年の・・・
須田鷹雄
1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。