2025年01月14日(火) 12:00 26
今年の日経新春杯には明け4歳馬が4頭出走してきた。
日経新春杯は4歳馬がよく馬券に絡むレースで、過去10年だと[6-4-2-19]と12頭が馬券に絡んでいる。複勝率38.7%は、5歳馬の27.6%、6歳馬の23.8%よりも高い。
この4歳馬だが、穴狙いには向いていない。馬券に絡んだ12頭のうち11頭は単勝オッズ7倍未満。7倍以上のオッズだった馬は[1-0-0-14]で、馬券に絡んだのは2015年のアドマイヤデウス(単勝12.1倍で1着)だけだ。
人気順で見ても、5番人気以下だった馬は[1-0-0-13]で、アドマイヤデウスが唯一の例外ということになる。
逆に、・・・
須田鷹雄
1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。