2025年01月21日(火) 18:00 21
▲昨年はチャックネイトが優勝(撮影:小金井邦祥)
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昨年末から続く連続開催の中山芝は、例年に比べると良い馬場状態が維持されている。先週のメインレースだった京成杯も、2016年以降では最速の決着タイム。
AJCCは連続開催の最終週。ここ数年は、ここまでの雨の影響も馬場がダメージを受けていた年も多かった。しかし、今年は雨による馬場のダメージも少ない。
今年は週中、週末とも降雨の心配はほぼなさそう。先週までの状態を考慮しても、「標準」程度の馬場コンディションになるだろう。
2016年以降のAJCCで馬場コンディションが「軽い~標準」だったのは2016年、2017年、2019年、2022年の4回。
この4回は全てトラックバイアス「差し有利」と判定。上がり1位は全ての年で3着内に好走。3着内に好走した12頭のうち11頭は上がり5位以内。
2019年には上がり3位以内の上位独占もみられた。
先週の京成杯も最初のコーナーを5番手以内で通過した馬で最先着したのが1番人気馬の4着でそれ以外は全て8着以下。
明らかなオーバーペースもあって後方待機馬が恵まれたが、AJCCが行われる2200mは仮にペースが緩んだとしてもコーナーが緩いため、早めに進出していくことも可能。差し有利率が高いコース構造となっている。
今の馬場状態からも、コース形態からも末脚のしっかりしたタイプを狙いたい。・・・
馬場虎太郎
トラックバイアス(馬場の偏り)を利用した馬券術を用いる馬場分析のプロフェッショナル。JRA発表の馬場状態ではなく独自の指標(※)を用いて真の馬場適性を分析、またパトロールビデオと綿密なデータ分析によって「トラックバイアスの不利」を受けた馬を導き出す。 ※「軽い」「稍軽い」「標準」「稍重い」「重い」の5段階で馬場状態を評価