【AJCC・プロキオンS予想】ダノンデサイルやドゥラエレーデら 今週末開催の重賞出走馬の調教をジャッジ

2025年01月22日(水) 18:00 19

ダノンデサイルの評価は?

 先週日曜日は中山競馬場でイベント出演でしたが、10Rが単勝14番人気、195.1倍が1着。11Rの京成杯は単勝11番人気の49.4倍が1着で「荒れたなあ」と思っていたら、WIN5の的中者が「なし」とのこと。久しぶりのキャリーオーバーで盛り上がっていますね。この盛り上がりに参加しない理由はないと思うので、私自身も久しぶりにWIN5を購入してみようと思います。ゆえに、1月26日のWIN5対象レースについてはウマい馬券で「WIN5で買うならこの馬」的な一文を追加する予定です。

 今週の重賞、アメリカジョッキークラブカップとプロキオンステークスはその対象レース。個人的にはAJCCはさほど難しくないけど、プロキオンSをどう判定するかがポイントになるかなと思っています。各レースの人気上位予想馬については、下記にて調教的に解説していますので、そちらも参考にしていただければと思います。

【AJCC/ダノンデサイル】

 もともとここを使うというつもりでもなかったようですが、前走後も順調で、レース間隔を詰めて使えるタイミングということもあっての出走。安田翔伍調教師らしく、追い切りにテーマを持って、それに対してどのような動きを見せるかというレスポンスを見ながら、ここまできていますが、調教師が驚いたのは1月10日の坂路。今までの坂路追い切りの中で一番動けたとのことでした。

 それは時計的な意味ではないのですが、実際の時計としては4F51.1秒が自己ベストを更新しているので、騎乗感覚だけではなく、数字としても評価できる追い切り。そして、戸崎圭太騎手が騎乗したCW追い切りでは実に滑らかな走り。実際の時計はきれいな加速ラップを踏んでいて、馬の状態はすこぶる順調であることを追い切りから感じることができました。そして、最終追い切りの坂路での内容、文句ないと思います。

調教Gメン研究所

今までの追い切りの中で一番動けたダノンデサイル(1月21日撮影)

【AJCC/ボルドグフーシュ】

 1年7ヶ月ぶりだったチャレンジCは以前のようなCWを併用する調教タイプではありませんでしたが、・・・

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井内利彰

調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ-馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる」など。また「Beginners room」では競馬ビギナー向けに教鞭をふるう。 関連サイト:井内利彰ブログ

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