【プロキオンS予想】ダート重賞で重視すべき馬とは?

アプリ限定 2025年01月23日(木) 18:00 10

こちらのコラムでは、俺プロ出身のYUTA氏が当週の重賞有力馬を診断。「あり」か「なし」かの2択でジャッジします。

今週YUTA氏が注目したのは、中京競馬場で行われるプロキオンステークス(GII)。実力派の見解を、ぜひ予想の参考にお役立てください!

立ち回りの上手さも鍵に

 まずはコースの特徴について。

 チャンピオンズCの回でも述べたが、中京ダート1800mは上り坂の途中からのスタートとなること、1角までの距離が短めであること、1~2角のコーナーがきついこと、これらが相まってペースとしては序盤が緩めで、坂を下り始める残り1000m辺りからのロングスパート勝負となりやすいコース。

 そしてこのコースの最大の特徴として挙げられるのが、内をロスなく運んできた馬が有利になりやすいということで、1~2角、そして3~4角のコーナーがいずれもきつくなっており、ここで強引に外を回してしまうと、距離ロスがかなり大きくなってしまうからだ。

 つまり、器用な立ち回りができるかどうかが好走への最大の鍵となるので、大味な競馬をするタイプの馬は少々疑ったほうが良いということは頭の中に入れておきたい。

 次にレース傾向について。

 今年からレース名を東海SからプロキオンSに改称したが、時期や条件自体は変わらないので、ここでは東海Sの過去の傾向を参考にするが、前走重賞出走馬(特にGI)が断然強いレースであり、一方で前走非重賞組は当日上位人気に支持されていない限り、基本的には苦戦傾向が強くなっている。

 この傾向はダート重賞全般でみられることではあるが、中央のダート重賞は芝の重賞と比べても圧倒的に数が少ないので、実績上位の強豪が多く集まってきてメンバーレベルが高くなりやすいことが主な要因だと考えられる。

 また、上位人気馬、特に当日1、2番人気に支持された馬が非常に堅実で、京都開催だった年も含めた過去10年で[8-5-2-5]とかなりの確率で馬券内に好走しており、これは1、2番人気に支持される馬=重賞やGIで好走してきた実績最上位馬という図式になることが大半だからであろう。

 以上のことをふまえると、今年も実績上位の人気馬を重視する方向で予想を組み立てるのが得策と言えそう。

【上位人気想定馬ジャッジ】

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YUTA

2021年9月の俺プロ最強位バトルで上位入賞し、同年11月にウマい馬券でデビュー。2023年には年間プラスを達成し、その実力が本物であることを証明した。回収率はもちろんのこと、全予想家の中でも上位を誇る安定した的中率の高さもYUTA氏の特徴で、派手さはないものの万人受けする予想でファンを拡大している。

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