2025年01月26日(日) 18:00 22
昨年は35.8-12.5-35.8と平均ペースで流れて前のケイバになったが、過去5年の連対馬の4角位置は平均7.2でハッキリ差し有利の傾向。ミスプロ系はもちろん、ストームキャットやシアトルスルー~エーピーインディ系の血がよく活躍しているのは東京ダ1400戦らしい。ミスプロ系ではノンコノユメ(父トワイニング)、カフジテイク(父プリサイスエンド)、モーニン(母父ディストーテッドヒューマー)などフォーティナイナー系の血がよく走ったが、最近もサウスヴィグラス産駒のテイエムサウスダンとスマートアヴァロンや母父コロナドズクエストのアームズレインが穴をあけている。(解説:望田潤)
アルファマム
母母ミリオンベルはJRA7勝、シリウスS2着のダートのオープン馬。その半兄アンフィトリオンもJRA6勝で芝中距離でオープンを張った。さかのぼるとマジックオブライフやキットウッドも同牝系。父マジェスティックウォリアーはベストウォーリア、ライトウォーリア、エアアルマスなどを出すエーピーインディ系。血統どおり戦績どおり大箱1400がベストコースで、昨年の根岸Sは前残りで追い込めなかったが、Hペースで上がりがかかれば前走の再現が。
距離◎ スピード○ 底力○ コース◎
アームズレイン
トウショウトリガーやトウショウガナーの甥で、クリダームのイトコ。母アームズトウショウはJRA2勝(芝ダ1000)。母母マザートウショウはクイーンCなど重賞3勝。牝祖エイティトウショウは中山記念連覇の強豪でトウショウボーイも同族。・・・
望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo