2025年02月10日(月) 18:00 27
競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・吉田順一トラックマンに京都記念出走予定馬の中から5頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・吉田順一)
チェルヴィニア
美浦・木村哲也 牝4
▲2月5日撮影(c)netkeiba
立ち気味で短めのつなぎはクッションがあり、速い脚が使えるハービンジャー産駒。1週前追いはクビを巧みに使いこの馬らしい弾むフットワークで軽快な動きを示した。3歳時と大まかなフォルムは変わっておらず、少し前が強いバランスの尻高体型。トモの丸みやボリュームはそれほどないが、今回も皮膚の薄い質感で好仕上がり。脚元から馬場も不問で舞台もベター。
ソールオリエンス
美浦・手塚貴久 牡5
▲2月5日撮影(c)netkeiba
菊花賞以降、GIの馬体写真は、昨年の大阪杯を除いてすべて臀部(でんぶ)と後肢の股部分が凹んだ状態。今回は秋を二戦にとどめて立て直しを早めた効果か、久々にトモに丸みがあり全体的に厚みが増した点は好感が持てる。また後肢を流すことなく四肢のいいポージングも強調材料。攻め気配から重め感はなく、長距離輸送を踏まえていい塩梅で仕上がっている。・・・
netkeiba取材班
相馬の達人たちが重賞レースに出走する有力馬の馬体を診断します。