2025年02月11日(火) 18:00 19
▲昨年はジャスティンミラノが優勝(撮影:下野雄規)
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1回東京開催はここまで4日間の開催を消化。今開催の東京の馬場はここ数年と比べれば良くない。
例年、この時期の東京芝は、馬場虎太郎独自の馬場判定では「軽い~稍軽い」の割合が高い。しかし今開催は馬場コンディション「標準」と判定したレースの割合が高くなっている。
特に芝1800m戦は、馬場状態が「標準」の場合、差しが決まりやすい。芝1800m(新馬戦、未勝利戦を除く)は4レース行われたが、最初のコーナーを3番手以内で通過して3着内に好走したのは1頭のみ。
開催日では馬場コンディション「稍軽い」と判定していた開催初日のみ人気薄が逃げきっていたが、馬場コンディション「標準」と判定した2日目以降の3レースは勝ち馬が全て上がり1位。
共同通信杯もここ数年は馬場コンディション「軽い~稍軽い」で行われることが多かった。2019年以降で馬場コンディション「標準」だったのは2021年のみ。
この年は上がり5位以内が5着までを独占。1、3着馬が上がり2位で上がり1位も6番人気で僅差の4着だった。
今年の馬場は末脚が決まる。・・・
馬場虎太郎
トラックバイアス(馬場の偏り)を利用した馬券術を用いる馬場分析のプロフェッショナル。JRA発表の馬場状態ではなく独自の指標(※)を用いて真の馬場適性を分析、またパトロールビデオと綿密なデータ分析によって「トラックバイアスの不利」を受けた馬を導き出す。 ※「軽い」「稍軽い」「標準」「稍重い」「重い」の5段階で馬場状態を評価