【オーシャンS予想】隠れた出世街道 成長著しいオフトレイルに期待

2025年02月28日(金) 18:00 16

血統が秘めるスピード能力が花開く

「オーシャンS」GIIIは、2024年の勝ち馬トウシンマカオ、2022年のジャンダルム、2020年のダノンスマッシュ、2019年のモズスーパーフレアが、のちにスプリンターズS、高松宮記念、香港スプリントなどGIの勝ち馬、あるいは2着馬となり、近年は古馬短距離路線の隠れた出世レースになってきた。

 相手は揃ったが、成長著しい4歳オフトレイル(父Farhh ファー)に期待したい。1200mは初めてだが、初の1400mだった3走前のスワンSは上がり最速の33秒1で0秒1差。2走前の阪神C・1400mも上がり33秒2で伸びて0秒2差。本質はスプリンターにも近いスピード型であることを示し始めた。

 父ファーはマイラー型だったが、その父ピヴォタルも、祖父になるポーラーファルコンも、ヌレイエフ系の短距離向きのスピード型。母方の祖母マニントンは豪G3・1100mの勝ち馬で、3代母ビントマルスケイは1200mの豪G1勝ち馬。秘めていたスピード能力が前面に出てきたといえる。

 この相手に前半置かれそうなのは大きな死角だが、3走前はGIIを小差2着。2走前もGIIを小差3着。今回の1200mで展開が向くとき、もっと小差の接戦に突っ込める切れ味がある。成長中の4歳馬の上昇に期待したい。

 接戦になる可能性大なので相手は絞りにくいが、目下絶好調のウインモナーク(父ビッグアーサー)、ハービンジャー産駒ながらこの距離で急上昇中のステークホルダー(母ワンスインナムーンは2017年のスプリンターズSの0秒1差3着馬)、人気のママコチャが相手本線。

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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