2025年02月28日(金) 18:00 22
阪神JF→チューリップ賞→桜花賞というのは2~3歳牝馬の王道だが、今年の3歳世代は阪神JFが荒れたこと、阪神JF以外から来る馬にも頼れそうな馬がいないことで、かなり混沌としている。
阪神JF組では当時の2着馬ビップデイジーがいるので当然重視する必要があるが、当時8番人気での好走だったところは少し気になる。阪神JFの人気薄好走馬がチューリップ賞に出てきたという前例そのものがあまり多くない。ただ今年はこの馬以外に選択肢がないのも事実だ。
マイエレメントはアルテミスSで上がり最速の5着。・・・
須田鷹雄
1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。