2025年03月04日(火) 12:00 40
今週の弥生賞ディープインパクト記念にはナグルファル・ヴィンセンシオと「新馬・1勝クラス」の連勝馬が出走している。ブラックジェダイト・レディネスと新馬を勝ちたての1戦1勝馬もおり、「負けていない馬」が4頭ということになる。
このような馬たちが3歳春の芝重賞に出走した場合の成績はどのようなものだろうか。弥生賞だけだと数が限られるので、1~4月に行われる芝1800m以上のGII・GIIIを対象にしてみたい。京成杯・きさらぎ賞・共同通信杯・弥生賞・スプリングS・毎日杯を対象とし、5月に跨ることもある青葉賞は除外した。2015年以降(今年既に終了した重賞については11年分)を集計期間とする。
新馬勝ちたての1戦1勝馬については集計が簡単である。答えは・・・
須田鷹雄
1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。