【弥生賞予想】再びロングスパートの可能性 前走17番人気の伏兵に注目

2025年03月08日(土) 18:00 47

クロワデュノールに0.5秒食い下がった心肺機能

 この弥生賞ディープインパクト記念をステップに約1カ月半後の「皐月賞」を制したのは2010年のヴィクトワールピサが最後。それ以降、2月の共同通信杯からの直行馬が7勝。12月のホープフルSから直行馬が2勝するなど、間隔を空けた馬の快走が連続し、皐月賞に挑戦するスケジュールは大きく変化している。

 ただ、トライアルとしての関連は途絶えているわけではなく、2011年以降、弥生賞から皐月賞を2、3着した馬は計11頭も存在する。

 伏兵ファウストラーゼン(父モズアスコット)に注目したい。同馬が3着した12月のホープフルSの2分00秒5は、前半かなり落ち着いた流れなのに、レース史上2位の好時計だった。レベルは低くない。勝ったクロワデュノールは目下候補No.1だ。・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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