【金鯱賞予想】1人気は良なら(4-1-0-0)と盤石 開幕週の逃げが好配を呼ぶ

2025年03月09日(日) 18:00 23

2017年から3月に移行し、大阪杯の重要ステップレースに。17年以降の8年において、逃げた馬は[2-3-1-2]で単回収率2866%複回収率463%。開幕週らしい結果といえる(ダイワキャグニーの20年は3週目だが)。1人気は[5-2-1-0]で、良なら[4-1-0-0]と盤石。ひとまず逃げ馬と1人気は買いましょう。この8年でディープインパクト産駒が[4-3-3-21]と毎年上位を賑わせているが、取り上げたなかではディープモンスターとプログノーシスがディープインパクト産駒。(解説:望田潤)

ディープモンスター

 ダノンアレーの全弟で、ロイヤルヒロインS(米G2・芝8F)勝ちパランダのイトコで、母シスタリーラヴはメイトロンS(米G3・AW8.5F)などに勝ったカナダ古牝馬チャンピオン。近親にメトロポリタンH(米G1・ダ8F)のディキシーブラス。母父ベラミーロードはウッドメモリアルS(米G1・ダ9F)勝ち馬。母母父がディキシーランドバンドだから、ディープインパクト産駒でも斬れるというよりはハイペリオン的にしぶとく差す。ある程度流れて持続力が活きるレースで浮上。

距離◎ スピード○ 底力○ コース◎

デシエルト

 スカイグルーヴやレガトゥスの半弟。母アドマイヤセプターはドゥラメンテの全妹で京阪杯2着。母母アドマイヤグルーヴはエリザベス女王杯連覇。その母エアグルーヴは名牝名繁殖で、エアグルーヴ牝系のドレフォン産駒にはミッキーファイトがいる。中京芝2000の中日新聞杯を逃げ切り、これで・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

関連情報

新着コラム

コラムを探す