2025年03月22日(土) 12:00 17
今年から愛知杯が中京芝1400mで行われます。18頭立ての牝馬限定戦というだけで荒れそうな予感がしますが、的中への第一関門は軸選びでしょう。このコラムでは馬券裁判男こと卍氏が開発した美味しさ指数「妙味度」を使って、軸にもっとも相応しい馬を探っていきます。
(取材・文・構成=オーパーツ・パブリッシング編集K3)
編集K3(以下、K3) 今週は愛知杯の予想をお願いします。愛知杯と聞くと2000mかと思いますが、今までの京都牝馬Sが名前を変えたということみたいです。
卍 netkeibaのニュースページで「左回りの芝1400mで牝馬限定重賞が行われるのは史上初」という記事を見ました。まったく新しいレースができたと思ったほうがいいですね。
K3 それも関係してか予想1~3番人気が4.5~5.4倍で並ぶ大混戦です。
卍 これは難しそうですね。
K3 予想1~3番人気馬も一長一短なんですよ。カピリナは重賞初挑戦のシルクロードSで4着に健闘していますけど、今回は初めての芝1400mになります。スウィープフィートは昨年のチューリップ賞の勝ち馬ですけど、オークス6着から10か月ぶりの実戦になります。クランフォードは中京芝1400mでレコード勝ちの実績がありますけど、1番人気に推されたスワンSでは13着に大敗しています。
卍 なるほど。これは迷いますね。
K3 なので、妙味度でバシッと軸を決めていただきたいと思います。
卍 わかりました。では、上位人気馬の総合妙味度を見ていきましょう。・・・
卍
2007-2009年の3年間で、28億7000万円の馬券を購入し、払戻金30億1000万円を得たことで大阪国税局に告発され、単純無申告の罪で起訴された、俗にいう“外れ馬券裁判”の当事者。2004年に、高回収率を期待できる馬を抽出する独自の指数“卍指数”をもとに、パソコンで自動購入を行う錬金システムを構築。その後、2ちゃんねるの競馬板で豪快な馬券を当て続け、伝説となっていた。