2025年03月24日(月) 18:00 19
競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・吉田順一トラックマンに高松宮記念出走予定馬の中から14頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・吉田順一)
サトノレーヴ
美浦・堀宣行 牡6
▲3月19日撮影(c)netkeiba
スプリンターズSは7着に崩れたが、最高体重の552キロが影響。全体的に皮膚が厚ぼったく輪郭がぼやけていた。香港スプリントは本来の体に戻して3着と復活。今回に向けても十分に乗り込み、1週前がカキ込みの利いたフットワークで機敏な走り。前走に比べると筋肉の繊維が明確であばらをしっかりと見せて上質の筋肉を示している。態勢は万全でいきなりから。
トウシンマカオ
美浦・高柳瑞樹 牡6
▲3月19日撮影(c)netkeiba
昨秋は結果の出ていない中京で勝ち、スプリンターズSは内枠から馬込みで我慢し内から伸びる今までにない競馬で2着。ここに来て弱点を補い結果を残しているのは評価できる。相変わらず筋肉質で前後左右のバランスは整っているが、今回はスプリンターズS以上に前後ともに厚みのある馬体。それでいてあばらを見せて引き締まった体つき。初戦から全開だ。
ウイングレイテスト
美浦・畠山吉宏 牡8
▲3月20日撮影(c)netkeiba
二桁着順が続き、オーシャンSも好調時の攻め気配ではなかったが、好枠を生かして3着。1週前追いも高い集中力を発揮し、状態はさらに上向いている。太くて短い首とたくましい前腕に見合うトモのボリューム感。スプリンターらしい筋肉隆々のフォルムは健在で、スプリンターズS時より厚みがある。週末と当週に負荷をかけてもう少し締まりが出てくれば万全か。
エイシンフェンサー
栗東・吉村圭司 牝5
▲3月20日撮影(c)netkeiba
1週前追い切りはCWで3頭併せを施されたが、・・・
netkeiba取材班
相馬の達人たちが重賞レースに出走する有力馬の馬体を診断します。