2025年03月24日(月) 18:00 7
阪神大賞典を制したサンライズアース(c)netkeiba
今週は平地重賞が4つ!
中でも天皇賞(春)への大事な一戦。阪神大賞典を詳しく回顧していきます。
2025年3月23日 阪神大賞典
舞台:阪神 芝3,000m
勝ち時計:3:03.3
レースラップ:13.2 - 11.9 - 12.6 - 12.7 - 12.7 - 12.7 - 12.4 - 13.0 - 12.6 - 11.7 - 11.2 - 11.5 - 11.5 - 11.5 - 12.1
ペース:超スローペース(63.1秒→62.4秒→57.8秒)
風向き:影響なし
脚質:かなり前有利
馬場:ややイン有利
【レースポイント】
1.1000mずつのレースラップは63.1秒→62.4秒→57.8秒と超スローペース
2.かなり前が有利の展開で、残り1000mまでに前にいなければ勝負にならない
【レース概要】
逃げ馬不在だった今年の阪神大賞典はサンライズアースがすんなりと逃げ。レースラップを1000mずつに区切ると63.1秒→62.4秒→57.8秒となり、かなりのスローペース。
ラスト1000mが57.8秒と早いことから、ここで後方にいた馬は物理的に届くわけがない展開。よって、かなり前有利競馬になった。
馬場は比較的キレイな状態で、コーナー区間もペースが早いことから、一般的に「内有利」になりやすい競馬。とはいえ、同日の阪神9R(芝1400m)では内から4頭分外を回していたスカイハイが2着に好走しており、極端に内有利な馬場ではないと判定。
よって回顧のポイントは馬場よりも展開。とにかく前有利が顕著な競馬で、後方から展開向かずの馬の巻き返しに期待したい。
勝ったサンライズアースこそ着差通り底見せていないとはいえ、展開が向いたのは事実。全体的なメンバーレベルも疑問が残ることから、天皇賞(春)で積極的に買いたくなるような馬は見られなかった。
【回顧点数表】
各馬がどれだけ能力を発揮できたか点数化。
普通が4点。なんらかの不利があった場合は3点以下。
反対に馬場や展開など恩恵があった場合は5点としています。
5点:スムーズで恩恵ある
4点:能力通り
3点:やや不利があるも許容
2点:不利による影響あり
1点:完全に参考外
【各馬解説】
1着:サンライズアース 5点
誰も競り欠けることなく、・・・
とうけいば
2019年6月、Twitterで全くの無名アカウントからスタートした予想家活動が瞬く間に急成長。2021年10月には自身初の単行本「降格ローテ」が出版され、いま最も波に乗る新進気鋭の若手予想家。