【阪神牝馬S予想】ヴィクトリアマイルの前哨戦 直近2年はキンカメ系のワンツー

2025年04月06日(日) 18:00 16

16年から阪神芝外1600での施行となり、ヴィクトリアマイルの前哨戦の位置づけに。ただここを勝ってヴィクトリアマイルも勝った馬はまだ出ていない。少し前はディープインパクト産駒が強いレースだったが、24年はルーラーシップ産駒マスクトディーヴァが勝ちロードカナロア産駒ウンブライルが2着。23年はドゥラメンテ産駒サウンドビバーチェが勝ちロードカナロア産駒サブライムアンセムが2着。2年連続でキングカメハメハ系のワンツーとなっている。(解説:望田潤)

アルジーヌ

 メルトユアハートの全姉でロードプレジールの3/4妹で、レディアルバローザやエンジェルフェイスの姪で、オールフォーラヴやロードレゼルやクランフォードのイトコ。母キャトルフィーユはクイーンS勝ち馬で母母ワンフォーローズはカナダ古牝馬チャンピオン。ロードカナロア×ディープインパクトはブレイディヴェーグやレッドモンレーヴと同じ。馬体増とともにパワーアップしマイラーとして完成した。ただ芝1600ならば中山がベストコースには見える。

距離◎ スピード○ 底力◎ コース○

スウィープフィート

 スイーズドリームスやスイープセレリタスの姪で、母母スイープトウショウは宝塚記念などGIを3勝した名牝。アドマイヤハダルやピンクカメハメハなども近親。父スワーヴリチャードは初年度からレガレイラやアーバンシックを出し成功。本馬のように母系にダンジグが入る配合はよく走っている。マイラーというより1800型だから、休み明けの愛知杯は1400のHペースを追走できなかった。叩いてチューリップ賞勝ちの舞台で前進を見込む。

距離○ スピード○ 底力◎ コース◎・・・

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望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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