2025年04月09日(水) 18:00 23
大阪杯はボルドグフーシュとヨーホーレイクの本命選択で前者を選び、ウマい馬券の予想は外れてしまいました。ただ、勝負どころから最後の直線に向くところのボルドグフーシュの進路選択がもう少し違った形なら、違った結果になっただろうというのが個人的な感想。馬の具合は本当に良さそうだっただけに、悔しい気持ちでいっぱいですが、これは今後の予想で返上していくしかありません。
さあ、桜花賞。阪神競馬場で行われるということもあり、今年も美浦所属馬が栗東滞在。しかも、netkeibaの予想オッズでは1番人気のエンブロイダリーが滞在ということで、栗東で取材する私にとっては本当に有難いこと。この状況において、桜花賞の予想を外すことは許されません(笑)。
【ニュージーランドT/アドマイヤズーム】
朝日杯FSを制してGIホース。過去の友道康夫厩舎なら、ここを勝って皐月賞へトライした馬がいるだけに、クラシック路線が視野に入らなかったのか気になりました。それを友道康夫調教師に聞いてみると、やはり適距離がマイルという判定のようです。また、前哨戦なら先週のチャーチルダウンズCもあったはずですが、ここはすでにコメントにも出ているように、先を見据えて輸送を経験させたかったとのこと。さすがはGのつくレースで結果を出し続ける厩舎です。
この中間は基本的にCWでの追い切り。その雰囲気は2歳時に比べると随分と良くなった印象でしたが、1週前追い切りのCWは本当に抜群でした。気性的な難しさがある馬でしたが、先週の併せ馬を見るかぎりはそのあたりも修正してきているようですし、追い切り本数も十分消化しています。脚質的にも中山マイルはフィットしそうです。
【阪神牝馬S/ボンドガール】
東京新聞杯以来のレースになりますが、美浦でしっかりと追い切りを消化した後に栗東へ移動。秋華賞2着時は美浦で調整しての輸送競馬でしたから、今回が初めての栗東滞在となります。
美浦では嶋田純次騎手に追い切りを手伝ってもらっていたこともあってか、・・・
井内利彰
調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ-馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる」など。また「Beginners room」では競馬ビギナー向けに教鞭をふるう。 関連サイト:井内利彰ブログ