2025年10月05日(日) 18:00
24年はブレイディヴェーグとシンティレーション、ロードカナロア産駒のワンツーで、3着はルーラーシップ産駒マスクトディーヴァ。22年はイズジョーノキセキとソダシ、母父キングカメハメハのワンツーで、3着はキングカメハメハ産駒アンドヴァラナウト。キンカメの孫が強いレースだ。
年齢別でみると近5年においては、4歳[1-3-5-22]、5歳[4-2-0-26]、6歳[0-0-0-5]。1〜3番人気は[2-1-2-10]と頼りなく、平均単勝配当1442円、平均馬連配当5532円と荒れ模様。5歳のキングカメハメハの孫が人気薄なら狙ってみる手だろう(昨年も5歳シンティレーションが10人気2着)。(解説:望田潤)
アドマイヤマツリ
ローレルアイリスの姪で、母アドマイヤナイトはJRA4勝(芝1200〜1400)。牝祖シーズライクリオからはロコポルティやサダムグランジュテなどが出る。父キタサンブラックは年度代表馬でイクイノックス、クロワデュノール、ソールオリエンスなどを出し成功。典型的な「父中距離×母短距離」の1800先行型で、福島牝馬Sは好位インで絶妙に立ち回って重賞初制覇。ヴィクトリアマイルも見せ場はあったが、小回り向きの脚質で東京だとスローになってほしい。
距離◎ スピード◎ 底力○ コース○
アンゴラブラック
ブラックスピネル、インフィナイト、モーヴサファイア、ベスビアナイトの姪で、ビップデイジーのイトコ。ダンビュライトやラブラドライトも近親。父キズナは昨年のリーディングサイアーで牝駒が良く走ることでも知られる。キズナ×ルーラーシップはキリンジやオールセインツと同じ。ここまで[4-1-0-1]だが、全4勝は僅差での勝利ばかりで勝負強さが光る。馬群を苦にせず好位で立ち回れるし、東京1800にも勝ち鞍があり、いきなりGII挑戦だが食い下がれる余地が。
距離◎ スピード○ 底力○ コース○・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」https://nas-quillo.hatenablog.com/
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