【スワンS予想】カツジが逃げ、ララクリが差す サーゲイロード的ディープが強い京都外1400

2025年10月05日(日) 18:00

京都外1400で行われた最近のスワンSの結果をみると、ディープインパクト×ホワイトマズル(サーアイヴァー≒ドローン5×5)のカツジが11人気で逃げ切ったり、サーアイヴァー6×6のミッキーアイル産駒ララクリスティーヌが6人気で2着に差してきたりで、サーゲイロード系のクロスをもつディープインパクト系が美味しいのは京都外回りらしい。

オフトレイルは昨年の2着馬で、ディープインパクト経由ではないがサーゲイロードの薄いクロスをもち、京都芝は[2-3-1-0]で平坦コースは[1-1-0-0]。今年も要注意か。(解説:望田潤)

アドマイヤズーム

 ダノンブレットやヴィアメントの半弟で、母ダイワズームはスイートピーSなどJRA4勝。母母フォルナリーナは現フィリーズレビュー3着。ストラティジックマヌーヴァー(北米G1を2勝)、ハートビートソング、フタイテンロックなども近親。父モーリスはジャックドール、ジェラルディーナ、ピクシーナイトなどの父。ヘイロー5×4・5らしい脚捌きで、リファール5×5らしい粘着力も兼備。前で受けて味があるマイラーだが、1400でその形に持ち込めるか。

距離○ スピード○ 底力◎ コース○

アルテヴェローチェ

 クルミナルやピオネロの甥で、ククナやアライバルのイトコ。母母クルソラはアルゼンチンの3歳牝馬チャンピオン。父モーリスは1600〜2000の大レースを勝ちまくった名馬で、モーリス×ディープインパクトはジェラルディーナ、ディヴィーナ、アルナシーム、ルークズネストと同じ。マイル戦では末脚堅実だが、母のリファール4×4から粘着力も受け継いで、鋭いというよりはジワジワ持続的に差す。上がりがかかれば浮上するタイプで、馬場が渋るのもいい。

距離○ スピード○ 底力○ コース○・・・

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望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」https://nas-quillo.hatenablog.com/

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