【カペラS予想】32秒台-36秒台の前傾ラップで差し優勢 33秒台で入ればストームキャットが前残る

2025年12月07日(日) 18:00

例年32秒台-36秒台の前傾ラップで流れ、差しケイバになりやすいダ1200戦。最近では23年は前後半33.5-35.8とあまり前半が速くなく、テイエムトッキュウとチェイスザドリーム、ロードカナロア産駒の行った行ったに。同じく33.2-36.6と前半33秒台で入った20年も、ジャスティン(母母父ジャイアンツコーズウェイ)とレッドルゼル(父ロードカナロア)、ストームキャットもちのワンツーだった。他ではキングマンボ、デピュティミニスター、ノーザンテーストの血を引く馬の好走も目立つ。(解説:望田潤)

ガビーズシスター

 アナンジュパスやアドマイヤカロの姪でベデザンジュのイトコ。母母エンゼルカロは函館3歳S(現2歳S)勝ち馬。父アポロキングダムはJRA2勝のレモンドロップキッド産駒で、本馬の他にもアポロビビやニシノライトニングなどを出して地味に成功している。昨年のカペラS勝ち馬で、中山ダ1200は[4-1-0-0]とオール好走。父系にヌレイエフとデンジャラスダム、母系にテスコボーイでナスペリオン的にシッカリ差せる。前半32秒台なら今年も差し届くか。

距離○ スピード○ 底力◎ コース◎

クロジシジョー

 ハコダテブショウの近親で、・・・

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望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」https://nas-quillo.hatenablog.com/

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