【チャンピオンズC回顧】不利を乗り越えた強者と、巻き返し必至の次走注目馬を徹底分析!

2025年12月08日(月) 18:00

とうけいば回顧

チャンピオンズCを制したダブルハートボンド(c)netkeiba

 今週はチャンピオンズC!

 ダートGIらしくHレベルなレースになりましたね。早速、回顧していきます。

2025年12月7日 チャンピオンズC

舞台:中京 ダ1,800m
勝ち時計:1:50.2
レースラップ:12.8 - 10.8 - 12.2 - 12.2 - 12.3 - 12.6 - 12.9 - 12.3 - 12.1
ペース:Hペース(48.0秒 – 49.9秒)
風向き:影響なし
脚質:序盤で競り合った前3頭が不利
馬場:フラット(ややイン有利)

【レースポイント】

1.ペースが速い上に3、4コーナーでペースダウンは逃げ・先行馬不利の典型例
2.中京ダートらしく、内をロスなく走った馬が恵まれた
3.道中の不利が多く、次走で巻き返しに期待できる馬が多い

【レース概要】

 シックスペンスが折り合い欠き気味にペースを引き上げたため、前後半800mは48.0秒 – 49.9秒と明確にHペース。

 さらに3、4コーナーでは1ハロン12.9秒までペースダウンしており、この区間で馬群が凝縮。直線入口では余力のない逃げ・先行馬vs余力十分の差し馬の末脚勝負となるため、典型的な前不利、差し有利の競馬となった。

 また、道中は中京ダートらしく内をロスなく立ち回った馬が有利な競馬。特に最初のコーナーでは外を回された馬が多く、その分ポジションも下げていたのでスムーズな競馬ができなかった。

 さらに直線では進路がなくなる馬も複数おり、能力を発揮できていない馬が散見された。

 以上から、今年のチャンピオンズCは1.Hペース、2.外回し、3.詰まり、と3つの不利があり、多くの馬が能力を発揮できていなかった。よって、下位入線の中でも次走で巻き返しに期待できる馬が複数おり、回顧派としては重要なレースとなった。

【回顧点数表】

各馬がどれだけ能力を発揮できたか点数化。
普通が4点。なんらかの不利があった場合は3点以下。
反対に馬場や展開など恩恵があった場合は5点としています。

5点:スムーズで恩恵ある
4点:能力通り
3点:やや不利があるも許容
2点:不利による影響あり
1点:完全に参考外

【各馬解説】

1着:ダブルハートボンド 2点
 600m付近まで逃げ争いに参加するが、控えて・・・

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とうけいば

2019年6月、Twitterで全くの無名アカウントからスタートした予想家活動が瞬く間に急成長。2021年10月には自身初の単行本「降格ローテ」が出版され、いま最も波に乗る新進気鋭の若手予想家。

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