【阪神JF予想】阪神JFは末脚が決まりやすい馬場

2025年12月09日(火) 18:00

馬場虎太郎

▲昨年はアルマヴェローチェが優勝(c)netkeiba

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 阪神芝は路盤の状態が年々良化。年を追うごとに走りやすい馬場コンディションになっている。

 阪神JFも阪神で行われた過去10年を振り返ると

・2015年〜2018年の4回は1分34秒台で決着。
・2019年〜2023年の5回は全て1分34秒未満で決着
・特に2020年、2023年はどちらも後半1000mが58秒2。速い上がりを出しやすい馬場になっている。

 末脚が発揮しやすい馬場になった2020年以降、阪神芝外回り1600mで行われた阪神JFで3着内に好走した12頭のうち最初のコーナーを5番手以内で通過していた馬は2頭のみ。

 一方で、二桁位置取り馬は4頭が3着内に好走。末脚のスピードで決着しやすい馬場だ。

 ただし、今週末は不安定な天気予報。降雨の影響をうける可能性もある。

 2020年以降、阪神芝外回り1600mの2歳戦(新馬戦除く)でJRA発表の馬場状態が「良」ではなかったケースは僅か5レースしかないものの、3着内に好走した15頭のうち10頭が最初のコーナーを5番手以内で通過していた。

 阪神JFは過去10年全てが「良」発表で行われていたため、雨の影響をうけた場合には、末脚を生かすのが難しくなると考えられる。

 現時点では天気が読めないので、例年通りの馬場状況を前提として推奨馬を挙げる。・・・

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馬場虎太郎

トラックバイアス(馬場の偏り)を利用した馬券術を用いる馬場分析のプロフェッショナル。JRA発表の馬場状態ではなく独自の指標(※)を用いて真の馬場適性を分析、またパトロールビデオと綿密なデータ分析によって「トラックバイアスの不利」を受けた馬を導き出す。 ※「軽い」「稍軽い」「標準」「稍重い」「重い」の5段階で馬場状態を評価

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