【阪神JF予想】重賞勝ち馬が不在のGI スピードのあるマーゴットラヴミーに期待

2025年12月13日(土) 18:00

例年ほど速いペースではない公算大

 現在6年連続して「1分33秒8」以内のスピード決着。先手を主張した馬の前半1000m通過平均は「58秒15」。レース上がり3ハロン平均「34秒96」。勝ち時計平均は「1分33秒11」だった。

 だが、今年のポイントは重賞勝ち馬が不在と同時に、1600mに出走経験のある馬は半数の9頭だけ。そのうち前半1000m通過「58秒台」を経験した馬はない。「59秒台」を記録したのもマーゴットラヴミーなど白菊賞組の3頭と、ヒズマスターピース、メイプルハッピーの計5頭だけ。自身の1000m通過が「60秒台」だった馬が、人気馬を中心に4頭もいるから流れ(展開)予測は難しい。平均ペースが予測されるが、距離経験のない馬が多く、さらには1勝馬が9頭もいるので、展開の読めない乱戦になる危険もある。

 GIなので・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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