アプリ限定 2025年12月17日(水) 12:00
こちらのコラムでは、俺プロ出身のバフンウニ氏が当週の重賞注目馬についての見解、さらに平場予想でも使える馬券テクニックを紹介。特別登録時点での独自指数も併せて公開します。
今週バフンウニ氏が注目したのは、阪神競馬場で行われる朝日杯フューチュリティステークス(GI)。実力派の見解を、ぜひ予想の参考にお役立てください!
先週の阪神JFが重賞勝ち馬不在のメンバー構成だったのに対して、朝日杯FSは前走で重賞を勝った馬が4頭登録していて、それらが人気の中心になりそう。さらに、重賞以外のレースも含めると、登録馬18頭のうち前走1着の馬が12頭いる。前走の勝ち方をどう評価するかという点も予想の重要なポイントになる。
過去10年の2歳重賞における、前走1着馬の前走着差別成績を見ると、2着に差をつけて勝った馬の回収率は決して高くない。前走1着馬の出走頭数を約半数に分けて、前走着差0.2秒以下と0.3秒以上に分けてデータを取ると、2着に0.3秒以上をつけて勝った馬は、単勝回収率、複勝回収率ともに平均を下回っている。
前走で圧勝した馬は当然好走率が高いが、勝ち方が派手に映るうえに、「着差」という馬柱を一目見れば分かる買い材料があるため、過剰に売れてしまう。
前走1着馬の取捨を考えるうえで、馬券妙味の観点から重視したいのは、自身が2着につけた着差ではなく、2着馬が3着以下につけた着差。前走1着馬の内、前走の2、3着馬の間のタイム差が0.2秒以下だった場合と0.3秒以上の場合で比較すると、0.3秒以上のグループの方が明らかに回収率が高い。2,3着の差が大きいレースでは、勝ち馬と他の出走馬との間に大きな能力差があったにもかかわらず、強い馬がもう1頭いたことによって、出馬表に載る「着差」の数字が小さくなる。そのため、次走で実力以上にオッズが甘くなりやすい。
今回のステップレースでいえば、新潟2歳S、サウジアラビアRC、京王杯2歳Sは、勝ち馬が2着にしっかり差をつけて勝ったので、そのあたりがオッズに織り込まれそう。一方、デイリー杯2歳Sは1,2着の着差がアタマ差の接戦だったものの、3着以下を0.9秒突き放していて、走破タイムや上がりのラップも優秀だった。2着に差をつけた別路線組の勝ち馬と比べると、能力の割にはオッズも甘くなるはず。
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