2025年12月19日(金) 12:00
2025年の競馬も残すところ2週となりました。
昨年末は、自分自身の進路についていろいろと考えさせられることが多く、今後について迷うことや決断したこともありました。
そんな事もあり、1月は仕事を全休しての幕開けとなり、年始あたりは、仕事を続けるべきかどうか悩みながらでしたが、師走を迎え1年を振り返ってみると、例年以上の忙しさ。この状況には自分自身が1番不思議に感じると同時に、振り返ると私の歩む道は、いつも1番叶えたい夢は中々上手くいかず、その夢を諦めた時に別の道が用意されているような人生。
まるで「人間万事塞翁が馬」もしくは「物事はなるようにしかならない」と言われているように感じる年の瀬です。
よって来年は今年以上に流れに身を任せた生き方になるように感じていますが、皆さんは、1年を振り返ってどんな事を思われているのでしょうか?
さて先週のGI・阪神JFですが、1番人気となったアランカール、やはり心配な面がでてしまった1戦に映りました。
一方、勝利したスターアニスにおいては、距離延長で折り合い面に心配がある中、デビュー時からコンビを組んできた松山騎手の手綱捌きが繋がった走り。
改めて2歳戦においては、騎手がどれだけ騎乗馬の事を理解しているか? ここに至るまでの過程の大事さを感じるものでした。
また3着となったタイセイボーグにおいては、レース内容&外枠を考えれば能力を証明した走りで今後が楽しみになるものでした。
さぁ今週は朝日杯FSとなります。
現時点での注目は3頭。
まずはアドマイヤクワッズ。1戦目と2戦目の道中のハミ受けの感じから、まだいろいろな面に気を配りながらの印象ですが、その中での2連勝に能力の高さを感じます。そういった点を考えると、一貫して坂井騎手騎乗というのは心強く感じます。
続いては、そのアドマイヤクワッズと接戦を前走演じたカヴァレリッツォ。デイリー杯2歳Sで負けはしましたが、休み明けの2戦目を考えると、この馬も強い内容。しかも道中は少し掛かる場面もありましたし、最後はアドマイヤクワッズに目標にされての形。口向きなど、まだ荒けずりには映りますが、鞍上のC.デムーロ騎手が連続しての騎乗となる点は魅力です。
そして3頭目はリアライズシリウス。前走の新潟2歳Sでは2番手からの勝利と、内容としても優秀でした。今回もスピードの持続性をいかしてのレースとなりそう。そういった意味でも枠は真ん中〜外目が理想に思えますし、1点、追いきりの様子から右まわりがどうでるのか? 少し気になるところも…。
上記以外ではエコロアルバ、ダイヤモンドノット、コルテオソレイユまで。
それでは皆さん、ステキな週末を。
ホソジュンでしたぁ。
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細江純子
愛知県蒲郡市出身。JRA初の女性騎手として96年にデビュー。2000年には日本人女性騎手初の海外勝利を挙げ、01年6月に引退。 現在はホース・コラボレーターとして、フジテレビ系『みんなのKEIBA』などに出演。
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