私が競馬を始めた年が93年
その年の菊花賞は
クラシックでBNW3強と言われ
皐月賞、ダービーとも2着のビワハヤヒデが1番人気
ダービー馬のウイニングチケットが2番人気
皐月賞馬のナリタタイシンが3番人気
この3頭の争いだった。
しかし、ナリタタイシンは
高松宮記念以来の休養明けだったからこれはないかな
と初心者ながらそう思い、周囲の友人も同調していたので買った。
ビワハヤヒデ、の圧勝、はいいけど
2着にステージチャンプというのが突っ込んできた
ウイニングチケットは3着まで・・・
レースの後、同調した周囲の友人に
「ウイニングチケット、ダービー馬なのに・・・お前も言ったのに、なんでだよ」
と思わず言った。
人のせいにする、なんて潔くないけど
当時は若かったし、競馬を知らなかったから(^▽^;)
すると友人は、
「競馬には距離適性ってのがあって、ステージチャンプの父はリアルシャダイという馬だが、リアルシャダイは長距離に強いんだよ」と
私は
「そんなこと、レース前に行ってくれよ」と言ったら
友人は
「俺もレースの後になって気付いた」と。
今にしてみれば、当たり前のことなんだけど
このレースで初めて
競馬ってのは距離や馬場などいろいろな適性があって
適性の合う馬が強い
ということを教わりました。
そのおかげ、じゃないけど
95年の天皇賞春
リアルシャダイは長距離に強い
それだけはしっかり覚えていて
ライスシャワーからステージチャンプ
リアルシャダイ産駒ワンツーで決まったこのレース
実績ある2頭で40倍というおいしい馬連を取ることが出来ました。
最近は、こーゆー長距離専用
って感じの種牡馬いないなぁ。
あの頃が妙に懐かしいな。