5月14日、東日本大震災の影響で開幕が遅れていた岩手競馬が開幕。その現場に立ち会うべく、盛岡競馬場に行ってきた。
初日の売上は9865万で、昨年5月盛岡開幕時との比較では86.4%、盛岡競馬場の入場者数は3402人で98.8%だったとのこと。震災の被害で発売できない場外があることなどを踏まえると、決して悪い数字ではないとも言える。
ただ、実際に岩手に行って驚いたのは、岩手競馬に対するバックアップ体制がしっかりしていると感じたこと。
こんな言い方をすると失礼かもしれないが、岩手競馬は地方競馬ではあるけれども、中央競馬並みにメディア露出があるのだ。
開幕日だったからかもしれないが、ゴールデンタイムに岩手競馬開幕のCMが、ガンガン流れている。FMラジオ局で予想番組がやっている。テレビでも予想番組がやっている。中央競馬が開催している日なのに、AMラジオでは岩手競馬の中継がやっているなど、地元民にとっては中央より見る機会が多いのでは?と感じてしまうほどだった。
滞在期間はたった二日だったので、地元に住んでいる人からすればそんなことはないという意見があるかも知れないが、一地方競馬としては非常に露出度の高いものだと思った。
これだけ地元で露出されているのだから、なんとか馬券購入に結びついて、来年度以降も継続できるようになってもらいたい。そのために少しでも馬券を買うようにしたい。みなさんも岩手競馬の馬券を買いましょう。