フランケルのラストランはG1馬5頭の6頭立て

2012年10月19日(金) 12:49 0 2

10月20日にイギリスのアスコット競馬場で行われるチャンピオンステークス(G1、3歳以上、芝10f、6頭)の出走馬と枠順が確定しました。これが引退レースとなる13戦無敗の怪物フランケルは馬番、枠番とも3番で出走します。最大のライバルと目される昨年の覇者シリュスデゼーグルは1番枠です。


※枠順、馬名/英字表記(性別、馬齢)、騎手名、現在のオッズ

1.シリュスデゼーグル/Cirrus Des Aigles(せん6) O.ペリエ 5倍
2.マスターオブハウンズ/Master Of Hounds(牡4) R.ムーア 101倍
3.フランケル/Frankel(牡4) T.クウィリー 1.22倍
4.バレットトレイン/Bullet Train(牡5) I.モンガン 201倍
5.パストリアス/Pastorius(牡3) F.デットーリ 34倍
6.ナサニエル/Nathaniel(牡4) W.ビュイック 12倍


フランケルの引退レースであるのはもちろん、世界ランク1位と2位の最初で最後の直接対決という意味でも注目の一戦です。

二強以外にもエクリプスS勝ち馬で凱旋門賞を熱発で自重したナサニエル、ドイチェスダービーなど独G1を2勝の3歳馬パストリアス、エイシンアポロンの半弟マスターオブハウンズと、ペースメーカーを除けば出走馬はすべて近走好成績のG1勝ち馬。少頭数でも申し分の無いメンバーが揃いました。

前走でマイルの壁を軽々と超えたフランケルの実力が断然なのは間違いないですが、不安材料があるとすれば馬場状態です。

火曜日の大雨などでレース当日は重馬場が予想されており、フランケルにとっては生涯で最も渋った馬場を走ると見込まれています。一方のシリュスデゼーグルは、不良馬場の前走を9馬身差で圧勝したように、力のいる馬場は大の得意。世紀の逆転劇を起こしての連覇の可能性はないとはいえません。

フランケルが無敗のまま伝説の存在となるのか、最後に番狂わせがあるのか。チャンピオンステークスの発走時刻は日本時間10月20日23時5分の予定です。

余談になりますが、チャンピオンステークスなどブリティッシュチャンピオンズシリーズ最終戦5レースが行われるチャンピオンズデーの見どころは合田直弘氏の今週のコラムでくわしく書かれているので、そちらを参考にしてください。

http://news.netkeiba.com/?pid=column_view&wid=E01

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